【ウェーイ】感染3.5倍招いた3月連休を教訓に「GWの移動控えて」　新型コロナ

　国内の新型コロナウイルスの新規感染者は4月以降数百人単位で増え続け、大都市を中心に感染拡大が深刻化している。16日に緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたが、背景にあるのが「人の移動」への警戒だ。3月の3連休（20～22日）に多くの人が行楽地や観光地を訪れたことで、2週間後には全国の新規感染者数が3・5倍に急増。専門家は「大型連休中、旅行や県境をまたぐ移動は控えてほしい」と呼びかける。

　「大型連休ですから、気が緩むと観光施設などに人が押し寄せ、近い距離での会話がなされる。これは絶対に避けてほしい」。16日の記者会見で西村康稔経済再生担当相は強調した。同日の会見によると、発症日を基にした全国の感染者数は3月中旬まで数十人台で推移し、20～22日の3連休は1日当たり平均約70人だった。ところがその後、感染者数は増え始め、4月1日には初めて300人を突破し314人に。3連休から潜伏期間が過ぎたとみられる3月30日～4月3日は平均約250人で、3連休時の3・5倍に膨れ上がった。

　政府は今月7日、東京や大阪、福岡など7都府県に緊急事態宣言を発令した際、不要不急の帰省や旅行、都道府県をまたいでの移動を極力避けるよう求めている。だが、東京など宣言の対象地域から外への人の動きは止まらず、地方では、対象地域から流入したとみられる感染者が多数見つかっている。沖縄では県外からの旅行者や帰省中の学生が発症したケースもあり「県外からの訪問自粛」を呼びかけた。山形県では空港や主要駅で来訪者の検温など警戒を強めている。

　国内では16日時点で感染者が確認されていない岩手県や、4月以降は感染者が確認されていない徳島県など感染の広がりを抑えられている地域もある。基本的対処方針等諮問委員会の会長代理、岡部信彦氏は「（感染者の）多い地域から人が動いては困る。感染の広がりを止めるためにも、この期間は我慢してほしい」と語った。【金秀蓮】

発症日ごとの全国の新規感染者数

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000094-mai-pol
4/17(金) 20:41配信毎日新聞

最近は小さい庭に芋も埋めた・・・

あんな汚染地からの帰国者を市中に放せばこうなる